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【連載】オ客ハ読ムナ。/第12回

<毎週土曜日連載>




秘技”3年殺し”の巻き

みなさんは”3年殺し”という技をご存知でしょうか?

肝臓と脾臓の急所を拳で突くと
そこがじわじわと悪化して
3年後に死に至るという恐ろしい技です。

その場で殺さずに3年後に殺す。

なんと恐ろしい。

でも、そんな技は存在していません。

これは漫画『空手バカ一代』のなかに登場した架空の技。

当時の子供たちの間で流行語になるぐらい流行ったらしいですが、なにぶん昭和のお話。

僕ですらリアルタイムではないで、あまり知りません。

しかし「3年」というのはキリが良い数字なのか、なにかとよく話の補助線としても使われやすい年月だと思います。

「石の上にも3年」なんて諺(ことわざ)もありますし。

最初は辛くても3年はがんばってみろよ!きと結果が出るぞ!みたいな諺。

この諺にならって就職してすぐの若者に対して

「仕事は3年がんばってみないと一人前にはなれないぞ!」

みたいな、励まし(説教)をしてるのもよく聞きます。

(個人的には辛かったら、さっさと辞めて別の仕事した方が良い気はしますが…)

誰が言い始めたかわかりませんが、この「3年という期間」の法則。

今日はバンド活動における3年のお話を書いてみたいと思います。

前置きが長くなりました。

おっと!お客さんが読んで良いのはここまでだぜ。

お客さんは例のごとく、ここで退出を。

「オ客ハ読ムナ」

▼ 3年やって結果が出なければあきらめろ。

はい。いきなり衝撃的な副題ですまん。

でも、もっとボカさずに書いちゃいますね。

つまり

「売れたくてやってるバンドで、3年やって売れてないんならもう無理。あきらめろ。」

と。

うわー。自分で書いてて身も蓋もない。

今日の僕はなかなかクールな気分でこの原稿を書いてるのでね、鬼になりますよ。

ひどいこともバンバン書いちゃいます。

これ、あくまで僕の経験則ではあるのですがね。

ただね。

これ、某メジャーバンドの人と世間話してた時も同じことを言ってましたし、某レーベルの方と話してた時も似たような話になりましたし、あながち間違いではないと思うんです。

「いやいや!あの〇〇は10年やってて、その後に売れたぞ!?」

「え?5年目で売れた〇〇はどうなるの!?」

などなど

これを読んでるバンドマンの反論が聞こえてくるようだ。

うん。

気持ちはわかるよ。

ご意見はごもっともです。

ただ、これね、

どこをスタートにしての3年か?なんですね。

「結成してから3年で売れなければあきらめろ」

と、言ってるわけではないんです。

同じことをまったく同じ手法で3年やり続けて、何も結果が出ない/人に伝わっていないのなら、きっと、根本的に何かが間違ているよ?という問題提起。

曲が良くないのか?
演奏力がないのか?
ライブが下手なのか?
音源が良くないのか?
宣伝のしかたが下手なのか?
メンバーがそもそも良くないのか?

何かはわかりませんが、何かは確実に間違っているんです。

そのうち一つを直すだけで、激的に良くなって認められる可能性もあるし、もしかしたら、全部直さないと話にならないぐらい現状が酷い状況かもしれないし、それはわからないのですが。

3年という期間は、自分達の何かを見直す期間という意味では、補助線になる期間だと思います。

ただ、なかなか見直して方針を変更…っていうのも難しいんですけどね。

一度、決めた方針/作戦を気軽に変更できないのは、やっぱり人間のサガ。

動き出したら、なかなか「やっぱり、やめ!中止!作戦変更!」とは言い出せないもんです。

それが人情ってもんです。

でも客観的に見た時に

「あきらかに沈んでいく泥船」

に、いつまでもしがみついてたって、望んだ未来は見えないぜ!と。

5年、10年と長く一生懸命続けて、結果を出した人達もたくさんいてます。

世間の流行りやタイミングという要素も重要で、同じことをやっていても受け入れられ方が変わる時もあります。

10年続けているのに結果につながらずに、煮詰まっているバンドさん

これ、どこから3年をカウントするか?って話なのでね、

明日をスタートにしてからの3年なら、13年目で結果が出るかもしれません。

何かを変えるキッカケはいつだって自分の気持ちしだい。

遅いってことはない。

マジで。

僕は、

●気持ちをリセットしてスイッチが入ってからの3年
●メンバーが変わってからの3年
●僕と出会ってからの3年(←偉そうですんません 笑)

色んなスタートラインからの3年で結果を出したバンドを何組も見てきたので、いくつになっても可能性はあると、やっぱり信じてます。

僕にだって良い夢みせてください。

冒頭の3年殺しの話はぜんぜん関係なくなっちゃいましたが(笑)

僕の書く文章なんてこんなもんです。

では元気にまた来週!!

追記>

今さらですが、南堀江knaveに出演したい!なんて、バンドさんとの出会いを求めてます。

たぶんこれを読んでるアナタが想像している100倍ぐらい僕は求めてます。

彼女欲しすぎて、マッチングアプリで女の子に連絡とりまくってる男よりもきっと出会いを求めてます。

出演したいだとか、ご相談だとか、もしありましたら気軽にツイッターのリプなりDMなりください。

@thedenkibran

つまり出演者募集です。

このコラムを毎週楽しみにしてくれてる奇特なバンドマンさんがいたら、ぜひ気軽にご一報を。

一緒に素敵な3年をすごそうぜ!

The denkibran(Vo./Gt.)&南堀江kanve(ブッカー)/倉坂直樹

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The denkibran/今日の1曲

https://youtu.be/HPf03ZY4nJc

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